埋伏していた親知らずを抜いてきた

このあいだの記事で書いた親不知だが、本日左側の抜歯を済ませてきた。

いや、しかしキツかった。
前の記事に書いたように、私の親不知は完全に歯茎の中に埋まっており、しかも内側に向けて90度転倒して生えている。そのために歯茎を切開し、骨を削りつつ歯を砕きながら取り外さねばならなかった。
手術らしい手術を受けたことのない自分にとっては珍しい経験だったので記録しておこうと思う。

通院

自分の朝食をとって娘にも飯を食わせて妻を起こし、午前中の予約に合わせてバスで通院。この抜歯に合わせて、というわけでもないのだが、前日から4連休で多少精神的に余裕があったのは救いだった。

血圧が高くて麻酔が打てない

そんなわけである程度覚悟を決めて大学病院に赴いたわけだが、施術前に問題が発生した。

念のために計った血圧が思いの他高く(上が169、これは自己最高かもしれない)、これでは麻酔が打てないと言われたのだ。麻酔を打つと20くらい血圧が上昇するそうで、そうなると気分が悪くなって抜歯ができなくなる可能性があると。

少し間をおいて計り直したところ130台まで下がったので無事に麻酔を使うことができたが、高血圧がこんな風にデメリットになるというのは新たな発見だった。胡麻麦茶とかサプリとか、始めたほうがいいのかもしれないなあ。

これを読んでいる方の中にも親不知の抜歯を考えている方がいると思うが、普段医者にあまりかからず、血圧を意識していない場合は事前に調べておくのがいいかもしれない。

抜歯

麻酔の注射が効いたところで施術開始。
しかし今回、予想通り「抜歯」と呼ぶべき作業ではなかった。

横向きの歯を輪切りにするようにドリルで根気よく切断し、残りの根っこを梃子の原理でメリメリと抜こうとするが、スペースが狭くて取り出せない。

あまりに抜けにくく、先生も助手も
「あ〜(笑)」
「これは……(笑)」

みたいな状態だった。

そこで残っている歯の根にもドリルで次々に穴を開け、またパリパリと破砕していく。

これがまた、麻酔は効いていた(効きが悪く途中で追加してもらったが)ので痛みはほとんどないのだが、局部麻酔なので当然意識ははっきりしており、音や振動は容赦なく骨を伝って感じられる。正直、生きた心地がしなかった。

そのせいでかなり全身に力も入っていたのだろう。ひと段落して「楽にしてください」と言われた時には異常に披露した顎が自覚された。30分近くの間ずっと口を開けっ放しだったのだから無理もない。

それでも最終的には粉々にされた歯を搔き出し、なんとか左下の親不知を除去することができた。
ページ上部の写真がそれで、完全にグロ画像であるが記念写真なのでご容赦いただきたい。ちなみに、足りないパーツは細かすぎて保存できなかったのだ。

術後の痛みと腫れ、消毒と糸切り

骨を削った影響が大きいのか、術後間もなく疼痛は出始めていた。
しかし指示通り初回の痛み止めを飲んでいたこともあり、耐えがたいような痛みは今のところ感じていない。先生は「もう血は完全に止まりましたね」なんて言っていたのだが、じわじわと出血はある。脱脂綿などを噛んでいれば止まるとのことだが、どうなるか。

頰はやはり腫れている。しかしこれもパンパンで外出できない、みたいな程度ではない。もともとパンパンだという説もあるが。

なお今回の私のような親不知の抜歯は、手術の翌日に消毒、一週間以上後に傷口を縫った糸を切ってもらわねばならない。抜歯を念頭に置いて休日の調整をする場合は、それも考慮に入れておくべきだろう。私はそれを考えておらず、抜糸のスケジュールがどうなるかなぁという感じ。誤算であった。

あとは右下……

以上は個人的な記録だが、親不知を抜こうか迷っている人は小さな情報でも欲しいと思うので参考までに載せた。

全体としてかなり酷い目にあったが、多分反対側の右下の親知らずも抜くことになるだろう。
「もうやだ、こんなに不快で辛いならもう反対側はもう抜かない!」
……と言いたい気分なのだが、私は何事も左右のバランスが取れていないと気になって仕方ないタイプなので、片方だけ残っているのは気持ちが悪くておそらく右下も抜くことになるだろう。気が重い。

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