このブログの更新が半年も止まっていたわけだが、でかい仕事が入り余裕がなくなっていたのに加え、動画コンテンツのほうに興味が行き、色々勉強したり遊んでいるうちに春が過ぎ夏が過ぎてしまった、というのが実情だ。目移りするのは私の性格なので、もうどうしようもなさそうである。
で、まあ動画コンテンツと言っても色々だが、ブームも落ち着き気味の「Youtuber」というやつに挑戦してみようと思い立ってしまったのだ。
Youtuberをやろうと思った経緯
私はもともとギター講座系のYoutube動画はよく視聴していたのだが、うまく行っている人、内容はいいのに再生数が伸びていない人、各人の切り口の違い……そういうところに注目すると「面白そう」「やってみたい」と思うようになっていた。
また、私がほぼ唯一プレイしている「Minecraft」(マイクラ)というPCゲームがあるのだが、このゲームのプレイ動画、実況動画というのはYoutube内でも一大勢力になっていて、私も特定の実況者の動画は定期的にチェックしていた。
ただ私にはギター関連の動画を上げられるようなスキルはないし、ゲームも特別面白いプレイをしているわけでもなく、共有できる有益な情報も持っていない。そもそも、トークができる方じゃないし顔出しもするつもりはない。そういう事もあってこれまではYoutubeは見る側にとどまり、自分がやろうとは微塵も思わなかった。
それが、実は今となってはきっかけが思い出せないのだが、「でも、技術的にはマイクラのプレイ動画なら作れるよな」と不意に思い立ち、それができる環境を自宅に作ってしまった。作ってしまったと言ってもサポート切れの古いiMacにフリーソフトを入れただけなので大したことはない上に結構無理もあるのだが、できてしまったからにはYoutubeに動画を投稿してみたくなる。というわけでめでたくYoutuberデビューと相成ったわけである。
まあそういうわけなので、「Youtuber」なんて言っても大層な事をやっているわけではない。大の大人がたどたどしくゲームをやっているだけの動画を20本くらいUPしているにすぎず、それぞれの動画の再生数も「多くても」一桁である。
諸々の理由により当ブログでそのチャンネルを紹介するわけにはいかないが、興味本位に見ても後悔するような代物なのでそれでよかろう。
バ美肉おじさん(バーチャル美少女受肉おじさん)も気になっている
ところでYoutube界隈では「バ美肉おじさん」(バーチャル美少女受肉おじさん)という言葉が昨年くらいから出てきている。
これはイラストや3Dモデルなんかを自分の代わりに演じさせる「バーチャルYoutuber」(Vtuber)の派生型というかそのうちの一種で、おじさんが美少女の見た目のキャラを演じる一見ちょっとアレな文化だ。
この概念を知ったときの私は性的マイノリティー的な湿っぽさを感じ取り、正直言って嫌悪感を覚えた。間違いなく偏見の賜であるが。
しかし怖いもの見たさで調べていくうちに、逆に興味を惹かれるようになった。バ美肉おじさんYoutuberたちのなかには、映像技術やボイスチェンジャーの発展のおかげもあり、無理のないコンテンツとして人気を博しているものも少なくないのである。
その中でも実に見事なキャラクター声で配信等を行っている方を見つけて感心し、ボイスチェンジャーについて調べ始めた。そうなるともう技術的な話で、私はまた熱中して調べて、マイクラ実況動画に乗せる自分の音声にボイスチェンジャーをかける環境を整えてしまった。
整ったらやりたくなる。
というわけで、半年前には想像もしていなかったが、私は近いうちに美少女キャラクターとしてYoutuber再デビューを果たすことになるかもしれない。ただし、これは普通のYoutuberの方も同じだが、主にトークスキル的に私には荷が重い仕事であり、あくまで「やってみたくなったからやってみる」というだけのもの、単なる遊び、である。
つまり要するところ、ブログの更新が滞っていたのは「遊んでいたから」ということでございます。
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